フルートは他の木管楽器とは違い、息を全部楽器にいれるのではなく、リッププレートに下唇をあてて唄口と唄口の外に息を出して音を鳴らす楽器です。

まずは楽器を組み立てる前に頭部管だけで音を鳴らしてみましょう。頭部管だけで音を出すだけによって口の位置・形、息の出し方に集中して音を出せます。

まずは唄口の約4分の1埋めるようにリッププレートに下唇をあてます。
唇の中心と唄口の中心があっているかどうか鏡をみて確認しましょう。
唇の形は少し口角を上げて、空き瓶やペットボトルをぼーっと鳴らすのと同じ感覚で鳴らしてみましょう。

教室でのレッスンの時には、音を出すだけではなく、しっかりと芯のある音の出し方をアドバイスさせていただきます。

フルートの持ち方は唇・左手人差し指の付け根・右手親指の三点支持が大事になります。この三点が安定しないと指回しのときに楽器が不安定になり吹きづらくなってしまいます。

三点支持の場所は、それぞれの手の大きさによって微妙に変わるので、レッスン時にどの場所が一番安定しやすい場所か見極め、アドバイスします。最初に不安定な場所で支える癖がついてしまうとなかなか戻すことが難しいので、最初から先生に教わることをおすすめします。

足を肩幅に開き、楽器を平行か少し下げ気味に持ち、脇を自然に開き、上半身を少し左にひねった状態で構えます。
最初は構え方が綺麗にできても、練習に集中すると構え方が崩れることが多々あるので、レッスン中は構え方が崩れずに吹けるよう指導いたします。

初心者の方に大事なのはまずはロングトーン（一つの音をまっすぐ伸ばし続ける）練習が大事です。ロングトーンをすることで息とアンブシュアを一定に保つことができます。
当教室では、レッスンの最初にロングトーンで音出しをしてもらい、どのように吹くと音が安定しやすくなるか指導いたします。

おすすめ教則本
アルテフルート教本1

昔から多くの奏者たちに愛用されているフルート教本。
1巻は、楽器の構え方や、運指など基本的な項目も掲載されており、 フルートを始めた方に最適な一冊です。
譜面が全てデュエット（二重奏）になっており、レッスンやパート内練習で使用するのにも適しています。

一人で練習していると悪い癖に気づかずに上達スピードが遅くなることが多々あります。そんなときはプロのレッスンを受けてみませんか？自身の演奏の悩みや気づかなかった課題点を見つけて上達スピードを速めてみましょう！
当教室では、フルートを吹いたことのない方でも頭部管からの音出しから丁寧に教えます。
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フルートの吹き方についての解説がお役立ちいただけたでしょうか？これからも初心者の方々が楽しく、美しい音色を奏でる手助けとなる情報をお届けしていきます。練習が苦しくなったり、質問があればいつでもお知らせください。音楽の素晴らしさを一緒に探求し、共有できることを楽しみにしています。良い音楽の旅をお過ごしください。